米倉涼子さん主演の2025年5月18日放送のNHK土曜ドラマ「エンジェルフライト」3話のあらすじネタバレを感想をご紹介します。
死因と最後の大どんでん返しの真相に驚きの「エンジェルフライト」3話のネタバレ感想とは?
エンジェルフライト3話あらすじネタバレ!社長の死因の悲しい真実
アイドルコンサート観覧で韓国を訪れた吉崎恵(余貴美子)が急死し、別件でソウルにいた那美(米倉涼子)が遺体を搬送することになった。台風で日本への航空便が欠航する中、那美は恵の柩を積載する便を何とか確保。一方、有名企業の総務部長・井村(菅原大吉)が柏木(遠藤憲一)を訪ね、ソウルで急死した社長(井上肇)の送還を頼む。日本への航空便が満杯のため、柏木は恵より社長の搬送を優先しろと那美に命令するが…。
引用元:公式サイト
土曜ドラマ【#エンジェルフライト】
主演 #米倉涼子多くの人々を感動で包んだ主題歌
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を本編映像と共にお聴きください\あと3日/
(土)夜時から放送!#遠藤浩二 #AYUKOSAITO #EmiEvans pic.twitter.com/qPW9gtG5xg— NHKドラマ (@nhk_dramas) May 14, 2025
大企業の社長の死因は腹上死!?
社長が部屋で手配した女性と過ごしている間、ホテルのバーで幼馴染の社長(井上肇)との思い出話を部下とする総務部長・井村将司(菅原大吉)。
するとバーに手配した女性がバスローブ姿でやってきます。
部屋に戻るとなんと、社長の大波が死亡しているのでした。
韓国で急死した吉崎恵を日本に送る手配をする那美
那美(米倉涼子)と凛子(松本穂香)は韓国で、アイドルコンサート観覧で韓国を訪れて、ホテルで急死してしまった吉崎恵(余貴美子)を日本に送る手配をしました。
ところが台風直撃で、日本への便は飛ばずに、日本にいて吉崎の家族に、無事に今日、到着すると伝えてしまった会長の柏木(遠藤憲一)はあせります。
しかし那美が無事に、日本に行くことを決めた便の航空会社に頼みこんで、どうにか日本に間に合うように送る手配ができ、喜ぶ柏木。
一方、恵の娘と息子は、恵にアイドルコンサートツアーを2人でプレゼントしましたが、コンサート後に、ホテルで息子に電話でコンサートが楽しかったと嬉しそうに報告した後に死亡。
最後に幸せだったのでは?と話しているのでした。
台風の中・大企業の社長・大波の遺体の依頼が!
そんな中、柏木を訪ねてやってきたのは、有名大企業「紳士服オーナミ」の総務部長の井村。
韓国で急死した社長の大波の遺体を、すぐに日本に送ってほしいと言います。他の業者に頼んでいたものの、台風で間に合わないと言われ、やってきたと言います。
有名人や総理大臣までくる、社葬が執り行われる予定で、絶対に送ってほしいと言われます。
その旨を、電話で那美に聞くと「任せておいて、OK♪」と快諾。
柏木は、井村に無事に社葬に間に合うように、日本に戻れると言い、安心した井村は社葬の準備を始めます。
しかし・・・余裕だと思って、航空会社に行って大波社長の遺体を運んでくれるように頼むと、荷物がいっぱいでもう無理だと断れます。
まさか断れると思わなかった那美は焦って、懇願しますが、結局、願いを聞き入れられないのでした。
社長の大波と井村の幼いころの約束
一方、社葬が無事に行われるとわかり安心していた井村。少年時代の社長の大波との記憶を思い出します。
1969年。2人の少年時代、田舎の道で一緒に歩いていた2人は、ある家の葬式に遭遇。
(少年A)おい、チビ!早くしろよ!
(少年B)霊柩車だ!?(親指を隠す)
(少年A)くだらねえことすんなよ。俺は親指なんて隠さなくても、ちゃんと親父の死に目には会えたぜ。うちの父ちゃんの葬式よ、すごいちっぽけで、人も全然来なかった。俺は、そんな人生まっぴらだ。俺は東京に行く、社長になって成功する!お前、部下にしてやっていいぜ。
(少年B)ありがとうございます!
(少年A)せっかく生まれてきたんだ、でっかい夢持たねえとな。俺の葬式は盛大にやれよ!あ、総理大臣も呼べ!できなかったら、ぶっ飛ばすよ、いいな、チビ!
(少年B)(笑顔で)はい!親分!
こんな約束をした2人だったのでした。
やっぱり無理!?大企業の社長と田舎の食堂の女将さんとどっちを優先!?
那美は柏木に、やっぱり大波社長をすぐに日本に送るのは無理だと連絡。あせる柏木。
離れた場所で安心している井村が、社葬を予定通り手配していました。
仕方なく井村にやっぱり無理だったと伝えると、もちろん怒り出す井村。
そして葬儀は総理大臣も来る、絶対に遺体を送ってもらわないとだめだと、言います。
それを聞いた柏木は、ある提案を井村にします。そして・・・那美に再び電話をします。
那美に、日本に予定通り運ぶはずだった吉崎恵のご遺体の代わりに、大波社長のご遺体を運ぶように言います。
吉崎恵の家族には、延期なってしまった葬儀代は「オーナミ」が負担するので、悪い話しではないと言いますが、もちろん、モヤモヤする那美。
とりあえず、吉崎恵の家族に聞くように「命令だ!!!」と怒鳴る柏木。仕方なく、那美は吉崎恵の家族に電話をします。
すると・・・息子の雅也は、有名な「オーナミ」の社長が優先されることを諦めたように受け入れ「気にしないでください」と言い、遅れた葬儀代は出すと言う先方の言葉を聞いて「このまま(遺体がないまま)葬儀をするので大丈夫です。どうせそれほど人も来ないし」といい、電話を切るのでした。
その電話を聞いていた娘は「いつも後回しで」と泣き出します。
幼いころ、父親が死んでしまった後、食堂を経営していつも忙しかった母親は、子供たち2人の食事を用意して、自分は食事を食べずに、いつも自分のことは後回しに働いていたのでした。
「お母さんの人生って・・・」と悲しくなる娘でした。
まさかの驚きの選択をする那美!
家族からの了承を得たものの、モヤモヤしている那美。
一方、社長が無事に届くと言うことで、井村は葬儀の手配をするように連絡していました。
そして待ち構えていた井村ですが・・・なんと空港に到着したのは、なんと吉崎恵。
なんとが土壇場で那美が遺体を吉崎恵に変更してしまったのでした。
こうして、予定通り、吉崎恵の葬儀が行われることに。
吉崎恵の葬儀は、子供たちが予想していた以上に、常連客など人が集まり、にぎやかでした。
娘と息子は「最後に親孝行のまねごとをできてよかったです」と満足そうでした。
ここで回想シーン。1年前、娘は母親が韓国アイドルのファンであることを知り、韓国ツアーのチケットをプレゼント。
嬉しそうにしていた母親でしたが、病院で医師から「胸の大動脈に瘤ができてるからすぐに検査を」と言われてしまいます。
来週、せっかく子供たちがプレゼントしてくれた韓国ツアーがあるので、検査を延期してほしいと医師に頼んでいた恵でした。
社長の大波と井村の過去
大波の遺体が予定通り届かなかったことを知った井村は怒り狂って、柏木に詰め寄ります。「このままじゃ済まさんぞ!責任取ってもらうからな!」と言います。
そして「そんへんのおばちゃんのちっぽけな葬式のために、大波大介の葬儀を潰したんだぞ!!!」と怒鳴る井村。
すると柏木は「じゃかわしいわ!!!いいか、ご葬儀っていうのは、大きいも、小さいもないんじゃ!!わかるか!!」と言ってしまった後に、焦るのでした。
井村はその後、葬儀場に戻り社員たちに、遺体なしで葬儀をすると言います。
井村は遺影の前で辞表を取り出して、大波に謝るのでした。
そして回想シーン。男性が「東京で会社を立ち上げて、儲かったから、お前も東京出て来いよ!クソ田舎にいても仕方ないだろ!なあ、チビ!死ぬ気でやればなんでもできる」と言っていました。
ところが・・・その後、その男性の会社は倒産。借金取りに追われ、自殺をしようとしましたが、死ねませんでした。
そして2007年。警備員のユニフォームをしている男性が、ワンカップ酒をベンチで飲んでいました。その男性は井村。
すると・・・スーツ姿の大波が「将ちゃんだよね?」と話しかけてきます。
井村は大波を見て「お前、チビか!」と言います。
なんとチビは、大波だったんです。大物になる!と言っていた子供は、井村の方でした。
チビこと大波は、井村に言われた言葉に影響を受けて、田舎で実家の家業を大きくできたと感謝の気持ちを井村に伝えます。
でも、会社が大きくなればなるほど、信頼できる人が周囲にいない。会社に入ってほしいと言います。
最初はバカにされているのかと怒り出した井村ですが「本気だよ」と真面目な顔で言う大波。
こうして、大波の元で働くことになった井村でした。
そしてあの韓国の夜、妻が亡くなってしばらくたっていた大波に「まだ枯れる年じゃない」と言い、韓国人の女性を手配して、部屋に行かせた井村。
大波のためにやったことでしたが、結果死亡してしまったのでした。
遺影の前で「俺はいつも余計なことをして」と泣きながら言う井村。しかし・・・なんとそこに大波の遺体が到着したと言う連絡が入るのでした。
那美の決断は両方だった!
そしてさかのぼること、前日。那美は、大波の遺体-を優先させることになったものの、モヤモヤしていました。
そして一緒にいた凛子に「両方優先する!」と言い、上海経由で羽田に行けばどうにか間に合うと賭けに出て、大波の遺体は那美が付き添って運ぶことに。
そしてあえて、「驚かせたい」と言う理由で井村には伝えずに、必死に遅れないように運んだのでした。
葬儀の場所に到着した那美は驚いている井村に「20分だけ時間をください」と言い、遺体をきれいにするのでした。
こうして無事に、総理大臣も出席する葬儀が盛大に執り行われたのでした。
吉崎恵の韓国での驚きの真相
葬儀が落ち着いたころ、石橋初江(草村礼子)と娘の石橋美紀子( 小林綾子)が訪ねてきます。
韓国で恵にお世話になったと言う2人。そして「申し訳ないことをした」と泣き出す初江は驚きの真相を口にします。
コンサート前に、チケットを失くしてしまったと落ち込んでいた初江を見かけた恵は「自分はいつでも来れるから」と笑顔で、チケットを初江に譲ったのでした。
そう・・・なんとコンサートには行ってなかった恵。しかし息子には「(コンサートが)楽しかった」と嘘の報告をしていたのでした。
それを聞いた2人の子供たちは泣きながら「いつも自分は後回しで、母さんらしい」と笑うのでした。
エンジェルフライト3話感想!死因と最後の大どんでん返しの真相に驚き!
何度も大波と井村の少年時代の回想シーンが出てきたのですが「大物になる!!」と偉そうに言っていた少年が大波で、井村が「チビ」だと思っていたのですが、なんと最後で逆だったことがわかる、大どんでん返し。
井村は東京で会社を起こしたものの、失敗して落ちぶれていて、そんな井村と再会した大波が逆に堅実に実家の家業を頑張って、会社を大きくしていたのでした。
死因は、女性との行為中の死・腹上死のようでしたが、大波が女好きで、そんな大波に井村が女性を手配したと思っていたのですが、そういうタイプではない、大波にあえて井村が女性を用意したことがわかったラスト。
また、吉崎恵が最後まで自分よりも周囲のことを考えて、行動してそのまま死亡してしまった真相も泣けました。
それでも子供たちが自分にチケットをプレゼントしてくれたと言う事実だけで、きっと幸せだったのでは?と思わずにはいられないラストでした。
エンジェルフライト3話ゲストキャスト出演者
◆吉崎恵:余貴美子
◆吉崎の娘・吉崎歩美:大後寿々花
◆吉崎の息子・吉崎雅也:松澤匠
◆韓国人 テヨン役:HYOGI(ヒョギ)
◆井村将司:菅原大吉
◆社長・大波大介:井上肇
【子役キャスト】
◆井村将司の少年時代:斎藤汰鷹
◆社長・大波大介の少年時代:正垣湊都
◆吉崎の息子・雅也の少年時代:田中悠貴
◆吉崎の娘・歩美の幼少期:高取青依良
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